Saturday, February 24, 2007

アメリカのお寿司

我が家から20分ほどのところにとてもおいしいお寿司を食べさせる店があります。アメリカにきて10年以上たちますがここが今のところBestですね。Sushi Otaという何のへんてつもない名前でしかもLocationもいまいちパッとしないSeven-ElevenとCar Dealerにはさまれた所ですが、いつもとても込んでいます。日本人のお客さんもたくさん来るようです。このお店のHeartはTraditionalな日本のお寿司にあるようでこの手のお寿司はおいしいのですが、アメリカ風のCalifornia Roll(Fakeの蟹とAvocadoが入っている)とかPhiladelphia roll(Cream Cheeseと野菜)とかはまあまあですね・・・

アメリカ人で「私寿司大好き!」という人の多くはこのアメリカ風寿司が好きな場合が多いようです。純日本風寿司(Simpleなマグロやハマチのにぎり)に飛びつくアメリカ人はなかなか見かけません。アメリカ風の寿司はCalifornia Rollのほかにもいろいろあって天ぷらが巻いてあったりロブスターが巻いてあったりCheeseやAvocadoや照り焼きのChickenが入っていたりとまあいろいろです。面白いには面白いしまずくはないのですが、私はやはりSimpleな純日本風の寿司の方がおいしいと思います。

寿司もアメリカに上陸するとやはりアメリカ人の好みに合うようにArrangeされるらしくて肉とかCheeseとか脂っこい天ぷらとかが具として入ってくるのは仕方ないのでしょうね。でも、つい「こういう食べ物の好みだからこの国にはObeseの人が多いんだよなー」と思ってしまいます。

Friday, February 16, 2007

Working Holiday

三連休の週末です。月曜日がPresident Dayでお休みです。でも、あまり休めません。お仕事も少しかたずけなければならないし、Pilotになるための筆記試験の勉強もしなければならないし、書き直さなければならないPaperもあるし、家事もある。こんなときEast Coastのように思いっきりドカ雪でも降って交通でも麻痺すればやれることが減るので、かえってやらなければならないことに集中できてよいかもしれない、なんて勝手に思ったりしています。

Californiaというところは晴れの日が多く雨もろくに降らないので仕事や生活のペースが天気に左右される、ということがあまり起こらないのです。でもちょっとでも雨が降ると不便なことがおきます。交通が乱れたり事故が起こったりしがちなのです。どこだってそうだ、といわれそうですがCaliforniaではこの傾向が顕著なように思えます。Californiaの多くのDriversは晴れの日の運転にしか慣れていません。雨の中のSafe Drivingのやり方を知らないので、ちょっとでも雨が降ると妙な運転の仕方をしたり事故を起こしたりしがちのようです。

ペンギンお守り?

バレンタインデーの数日前に日本のあるラジオのWeb-Castingから妙なAnnouncementが流れてきました。何でもある地域の水族館がバレンタインデーにちなんで「ペンギンお守り」とか「ペンギンおみくじ」とかいったようなものを発売したそうです。ペンギンのカップルの仲のよさと一生懸命子育てをすることにあやかりたいカップルはどうぞこのお守りを買ってください、ということらしいです。思わず笑ってしまいました。ペンギンのカップルは確かOne seasonしか続かないんですよね。つまり子育てのSeasonが終わってしまえばそれっきりで、翌年のMating seasonにはたしか新しい相手を探すのだと思います。だから、バレンタインデーに本当にペンギンのカップルにあやかりたいカップルは「きっとOne-night-standを求めているんだー」なんて、False Dataが笑いながら言っていました。Heh, Heh, Heh ..... ;->

Thursday, February 08, 2007

日本の臨床心理の未来

日本では臨床心理士(Clinical Psychologist)の資格制度があるにはあるのだがProfessional jobとしての社会的Statusがない、というとアメリカ人は驚きます。アメリカではClinical psychologistといえば、確立したProfessionalだからです。Ph.D.をとった上資格試験をパスし、しかも一定期間の研修 を積まなければなれません。そう簡単になれるものではないので社会的なStatusも高いです。

こちらへ来て思ったのはこの臨床心理とかPsychotherapyというのはアメリカの個人主義文化にあっている、ということです。アメリカ人は、概して自分で自分の問題に気づきそれを自分で克服していく過程で助けがいるのなら借りればよい、という合理的な考えをするようです。精神的な問題があるFamily memberを家族が丸抱えにすることもあまりないようです。病気なら医者にすぐに診せて治療をすすめるのを助けることが家族としてのLoveだと思うようです。ここに「みっともない」とか「恥ずかしい」とか「世間体が悪い」とかいった考えはあまり入ってこないようです。でも、もちろん表立って助けを借りることを好まない人も多いですから、個人的にConfidentialな関係のなかで他人に知られずに助けを借りられるPsychotherapyというのはまさにアメリカ人のNeed と好みにぴったり、といった感じです。このようなアメリカ人の好みや文化的背景がClinical Psychologistがプロとしてやっていける土壌を作っているようです。
 
逆に、この土壌がなければClinical psychologistのProfessional statusはなかなか確立しないと思います。日本にこの土壌があるでしょうか?私はあまりないと思います。Mental health professionalに対するNeedsが増える中、あわててアメリカ風のPsychotherapyやCounselingを持ち込んだり、日本の臨床心理士国家資格制度を作ったりしてもどれだけ受け入れられるでしょうか。日本のMental health problemsをしっかりと研究調査しその結果に基づいてこれらの問題に対する解決法を立ててゆけるProfessionalの養成を考えるべきでは?

Sunday, February 04, 2007

「女性は子どもを産む機械」発言について一言

これはひどい!と思いました。女性を機械にたとえるということは女性の人権を無視しているともとれる発言ですね。それに間接的に男性の人権も無視されているように思います。というのは、女性が子どもを産む機械ということは、女性の妊娠にかかわる男性は人間として家族の一員として女性とともに家族計画にかかわっているのではなく、機械の子ども製造に手を貸すだけの種馬的存在と見られているとも取れるからです。

このNewsはアメリカのCNN World Newsにも載りました。「Japan's top government spokesman said on Monday the health minister should stay in his post despite a furore over his reference to women as "birth giving machines," but pressure to resign looked unlikely to fade.」

柳沢厚生労働相は職務を全うしたいとのべたようですが、このての発言を公でしてしまう柳沢氏の政治家としての良識や手腕に疑問が残るように思います。False Dataは「個人の人権を無視するかのような発言をする政治家なんてアメリカではあっという間にお払い箱だ」といっていました。私も個人的にはもっと適切な人物を厚生労働相として任命するほうがよいように思います。厚生労働相のような国民の社会福祉、公衆衛生、医療、労働問題を取り扱う機関のTopにいる大臣が人権をないがしろにするかような発言をしたのではちょっと安心してこれらの問題を任せられない気がするので。