Sunday, February 04, 2007

「女性は子どもを産む機械」発言について一言

これはひどい!と思いました。女性を機械にたとえるということは女性の人権を無視しているともとれる発言ですね。それに間接的に男性の人権も無視されているように思います。というのは、女性が子どもを産む機械ということは、女性の妊娠にかかわる男性は人間として家族の一員として女性とともに家族計画にかかわっているのではなく、機械の子ども製造に手を貸すだけの種馬的存在と見られているとも取れるからです。

このNewsはアメリカのCNN World Newsにも載りました。「Japan's top government spokesman said on Monday the health minister should stay in his post despite a furore over his reference to women as "birth giving machines," but pressure to resign looked unlikely to fade.」

柳沢厚生労働相は職務を全うしたいとのべたようですが、このての発言を公でしてしまう柳沢氏の政治家としての良識や手腕に疑問が残るように思います。False Dataは「個人の人権を無視するかのような発言をする政治家なんてアメリカではあっという間にお払い箱だ」といっていました。私も個人的にはもっと適切な人物を厚生労働相として任命するほうがよいように思います。厚生労働相のような国民の社会福祉、公衆衛生、医療、労働問題を取り扱う機関のTopにいる大臣が人権をないがしろにするかような発言をしたのではちょっと安心してこれらの問題を任せられない気がするので。

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